自然を感じる山遊びの提案/グリーンプラザみやま代表 金森賢司さん

山のコテージの管理人さん



グリーンプラザみやまは、山県市にあるキャンプ場。ここで敷地内の管理や利用者のサポートをしている代表の金森賢司さんを訪ねました。グリーンプラザみやまは、コテージ村の他にキャンプ場があり、コテージが8棟、ロッジ5棟、バンガロー20棟、バーベキューハウスが12釜あります。冬場も利用できるコテージには暖炉のある棟もあり、オールシーズンをとおして遠方からもたくさんの人が遊びに訪れます。2019年から新しくオートキャンプサイトも新設されました。

金森賢司

金森賢司

金森さんがグリーンプラザみやまで仕事を始めたのは、ちょうどコテージ村がオープンした時。それまでは、岐阜市内のスイミングスクールのコーチとして子どもたちの指導をしていました。当時は、朝早く夜も遅い生活で帰宅が23時頃になることが多かったそうです。金森さんは家族にさみしい思いをさせてしまっていることが気がかりでした。ちょうどその頃に、コテージ村のオープンに伴いスタッフ募集の話しを耳にします。22年間勤めたスクールのコーチでしたが、子どもの頃から自然の中で育ち、もともとアウトドアが好きだったことと、何よりも家族と一緒に過ごす時間を大切にしたいと思ったことがきっかけだったと話してくれました。

グリーンプラザみやまの楽しみ方



金森賢司

金森さんの普段の仕事は、敷地内の管理と事務仕事。暖かい時期だと芝生もすぐに伸びてしまうので、多い時は月に4回刈ることもあります。とても大変な作業ですが、こまめに手入れがされている敷地内はとてもきれいで快適です。また、より多くの方に楽しんでもらうために、アウトドア以外のイベントも企画しています。毎年、芝生広場で盆踊りを開催したり、冬はコテージ村内をイルミネーションで彩ります。 「結婚式もするんですよ。今までに十数組のカップルがここで式をされました。」と金森さん。コテージ村では時々、ウエディングパーティーも行われることもあり、自然に囲まれた青空の下で結婚式を挙げることもできます。

金森賢司

コテージ村の管理棟前には、喫茶小屋「miyama hut」があります。もともと倉庫だった小屋をリノベーションしたナチュラルカントリー調の小さなカフェです。店内に置かれたダイニングテーブルは、地元で使われていた建物の廃材を利用したものです。壁もご自身で塗られ、日曜大工もお手の物の金森さん。その時のことをとっても楽しそうに話します。

この「miyama hut」では、ピザ作りを体験することもできます。(要予約) 石窯に薪を入れて焼く本格的なピザで、トッピングに使う野菜は山県市内の地元野菜を使っています。もちろんピザ窯も金森さん手づくりのもの。とても人気がある体験メニューで、ワンシーズンに450人以上の申し込みがあります。

金森賢司

また、喫茶メニューのひとつの『ずっとモーニング』は、小さなピザ付き。ミニサイズでもボリューム満点で、名前の通り営業時間内いつでも注文できる嬉しいサービスです。喫茶小屋の窓から見える、山の景色をのんびりと眺めながら食べるピザは格別でした。

自然を五感で楽しむ



利用者の多くは、ファミリーや若い世代が多く、県外の方が半数以上。楽しみ方や遊び方も昔とは大分変わってきてしまいました。「昔のキャンプと言えば、薪で火をおこして飯ごうを使ってお米を炊いていましたが、最近はキャンプに来ても炊飯器で炊いている方も多いです。今でも時々、少年団のキャンプでは火をおこしているのを見ることがありますが、良いことを先生は教えているなと思います。」と金森さん。

金森賢司

金森賢司

炊飯器はスイッチひとつでごはんが炊けますが、飯ごうにはそういった機能はありません。飯ごうでお米を炊くのは難しいですが、普段はなかなか出来ないこと。炊き加減も自分で調整しないといけないので、コトコト鳴る音や香りに意識が向き、五感を最大限に使うことを自然に教わります。
「焦げたごはんや、芯があるご飯を食べるのが良いんですよ。」と金森さん。上手に炊けなくても頑張って作ったごはんは最高の味です。

金森賢司

また、春は花、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、自然は変化に富み表情豊か。山県の四季を感じるのも楽しみのひとつです。キャンプ場を案内していただいた時に、目の前の1本の木を指して「この木は薄墨桜です。4月にはきれいな花を咲かせるんですよ。」と金森さんが教えてくれました。今までキャンプ場は、夏と秋しか営業していなかったため、皆さんに見てもらえる機会がありませんでしたが、来年より営業期間が伸びて4月から11月まで利用できるようになることで、これからこの桜や紅葉も皆さんに楽しんでもらえると嬉しそうです。

金森賢司

山県は、のどかな山の自然ときれいな川の水が魅力です。「虫も自然の中だからいるもの。それも含めて自然を楽しんでもらいたいです。ここでしかできないことをたくさんたのしんでほしい」と金森さんは話されました。
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