四季折々の自然の変化に富む日本。昔から日本人はその移ろいの中にある美しい色に心を揺らし、植物や生物、自然現象、時代の文化から色の名前をつけました。これを日本の伝統色といいます。伝統色から、繊細で微妙な色調を好む日本人の感性を知ることが出来ます。青々としていた山の景色が一変して、秋の終わりに差し掛かるころ、山県の風物詩「伊自良連柿」を見ることが出来ます。それぞれの家の軒先に干された連柿は、これから寒さにあたるにつれ、日々色を変えていきます。
山県では歩く。自分の中ではそう決めている。
畳の上にひろがるランプの灯りがつくる輪がこんなに幻想的とは・・しばらくじっと眺めてしまいました。
日陰と日なたのコントラストを見て、少し昔の人々の生活を想像してみます。
円原の伏流水へ向かうために、美山を訪れた際に撮影した透き通る川の写真です。
緑色のコケとかぶさる白い雪。白と深い緑のコントラストを楽しむのも冬の山県の楽しみです。
今は役割は終えた、旧北山小学校の廊下。昔は子供たちの笑い声に溢れていたんだと思います。
懐かしい扇風機が農家レストランで活躍中でした。さて、扇風機の羽が単色なのはなぜでしょうか?
春がまだ本格的に到来していない山県で、日の光をさんさんと浴びている梅の花に多くの蝶が舞っていました。
「伊自良連柿」は、山県・伊自良地区だけで作られる干し柿。秋の風物詩です。