他の日と火

そもそもなんですが、人はなぜ旅に出るのでしょうか?旅という言葉の語源は諸説あるけれど、普段と他の日々を過ごすという意味の「他日」、または、他の土地や家の火で調理したものを食べるという意味の「他火」と言われているそうです。旅先でその地域で暮らす人の生活を垣間見ることで、自分が暮らす当たり前や常識が崩され、別の地域で暮らす人も同じように悩んだり笑ったりして生きていることを知ります。山県・美山も自然が広がる場所のイメージが強いですが、そこで生き生き生業を持つ人に触れると、勇気をもらったり孤独感が癒やされたり、定期的に訪れたくなる場所です。それこそ、いつもの日常とはかなりギャップのある「他の日」や「他の火」に触れる旅かもしれません。