校舎からの「窓景」と過去と向き合う時間

山県市の北山地区にある、今は農家レストランとして使われている廃校となった小学校。週末には多くの人が地元のおばあちゃんの手作り料理目当てに訪れますが、学校に入ることができる、という点も人が集まる理由ではないでしょうか。開放されている校舎2階へと上がる階段からの「窓景」は、卒業生でない限り初めて見る景色であるはずなのに、「懐かしい」と感じるから不思議。きっと、小学校時代に毎日見ていた「窓景」が頭をよぎり、オーバーラップするのだと思います。そして、こんな夢があったな、こんな大人になりたいな、という当時の記憶も蘇り、過去の自分と対話していくのです。北山で、そんな「向き合う時間」を過ごしてみては。