岩間から流れ出す円原の伏流水は「日本一の伏流水」として地元の人々に大切に守られてきました。そこに流れる水は透きとおり、青く、ときには深い緑色を持つ。同じ場所同じ時間でも空を流れる雲の動きに合わせて刻々と表情を変えていく色は自然から生まれた恵みであることを教えてくれます。人の目に映るその美しき色は、次、訪れたときどんな色として見せてくれるのだろうかと・・・同じ場所に引き寄せる何かを感じます。
日陰と日なたのコントラストを見て、少し昔の人々の生活を想像してみます。
円原の伏流水へ向かうために、美山を訪れた際に撮影した透き通る川の写真です。
山県では歩く。自分の中ではそう決めている。
公民館は昭和レトロな存在である。山県市内にはいくつの公民館があるのか、探して歩くことも楽しく感じさせる、そんなどこか懐かしさのある存在。
地道なことをしていると投げ出したくなったときは、写真の陰影のことを思い浮かべてみてください。ちょっとだけ根気強くなれるかもしれません。という話。
今は役割は終えた、旧北山小学校の廊下。昔は子供たちの笑い声に溢れていたんだと思います。
山県の大動脈、岐阜バス。観光にも生活にも欠かせない足です。
居心地のいい場所は、少ない。そして改めて思う。山県は数少ない居心地のいい場所だ。
目指す場所だけを見て、まっすぐと進む。ただ、そこへ進めばいいだけなのにとふと思う。
懐かしい場所へタイムスリップさせてくれるような風景がここにはある。