大きいは、正義。

「大は小を兼ねる」と言いますよね。
なんとなく、大きい方にしておけば失敗がないとか、
応用が効くとか、保険的な意味合いを持つ言葉です

が、声を「大」にして言わせてください。
大きいほうがいい‥気がする!

そもそも僕たちは本能的に、より大きなものを欲しがる。
小さい頃は少しでも大きいケーキを見極めるためにあんなに必死になり
大きくなってからも広いプールにワクワクするし
旅行先でベッドが大きいとなんだか嬉しい。

でも大人になると、色々な事情から
大きいのがいい!と言いづらくなるのも常。
広い部屋がいいけど、身の丈に合わないかな。
置く場所がないし、中くらいのキャリーでいいよね。

んー、ちょっと待ってください。
大きいということは、「余裕」や「余白」があるということ。
「余裕」があると、空気が流れたり、動くような感覚を覚えませんか。
そして、流れに乗って、
新しいものがそこに導かれてくるような‥

例えば、ひとりだったらバスタブで十分ですが
大浴場の大きな浴槽ならではのお湯の流れや、心地よい重みのようなイメージでしょうか。
著名人が無理をしてでも大きな部屋を借りる、というのも
金銭的なことや見栄以上に、「余裕」を欲しているのかもしれません。
某サッカー選手が言っていた「伸びしろ」みたいなことでしょうか。

大きいものに憧れる、大きいものを選ぶ、というのは、
何かをとり入れるという前向きな姿勢のあらわれ。
気分を変えて、
仕事で使うデスクを広くしてみることでも、
何か新しいアイデアが流れてくるような気がします。

大きいものに憧れる気持ちは胸を張って大切にして
明日の自分の「伸びしろ」に期待してみます。



大きいは、正義。